■ 卒業生の活動
works
現役美大生との交流で「いつか私も!」
<写真> 金谷 侑妃子
2001年立体系受講
山形市出身(山形東高校)
東北芸術工科大学/美術学部/美術科/工芸コース卒業
 私にとって芸術倶楽部は、ただの予備校ではなかったと感じています。デッサンなどの基礎基本から、受験対響を受けたと思います。
 進路を決めたのは高校卒業間近でした。高校のときの自分は、学ぶことに対して何事にも受身で、進路もあいまいなままずっと悩んでいました。将来の夢を語る友達や、希望大学に合格する同級生をうらやましくお思ったこともあり、その度に「自分は本当は何をやりたいのか」と。そして、卒業間近に工芸の分野に進もうという決心をしたのです。しかし、自分が学校でやってきたこととはまったく違う分野の勉強を具体的にどう進めていけば良いか分からず、初めは美大卒の知人に時々デッサンを見てもらっていました。一人で家にこもって描いているのはなかなかの苦痛で、不安も多くあり、山形に芸術系の予備校があるということを聞き、即入学を決めたのです。初日はかなり緊張していましたが、最初に出てきた先生も意外と若く、雰囲気も和やかなところで、安心したのを覚えています。
 芸術倶楽部では、基本から細部まで丁寧な指導で、合格テクニックだけでなく、モノを創る楽しさ、表現できる喜びなども学べた気がします。自分がどう感じ、人に何を伝えたいかを表現する、根本的な、しかし、大切な部分を知ることが出来ました。実際に芸工大の大学院で活躍している先輩方に教えていただいた時など、大学生活や、制作の話なども熱く語ってくれ、「いつか私も!」と思ったものです。

 受験の頃には自信もつき、不安なく試験を受けられ、合格した後も、芸術倶楽部に度々通って専門的なことも教えてもらったこともあります。現在では漆を専攻していますが、芸術倶楽部で身につけたこと、特にものづくりに対する精神は今でも自分の力になっています。これからも、幅広い分野で能動的に自分自身を磨き、もっと良い作品を、使う人が幸せな気分になるようなものを、作っていきたいです。
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